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彼女の色に届くまで

『彼女の色に届くまで』似鳥鶏☆4個人的に評価の難しい作品である。少なくとも、読了直後の感情だけで評価をするとすれば☆5であって然るべき作品だとも思う。かなり記憶に残る作品にはなったかも。加えて今作は、万人にオススメ出来る作品だとも思ったので粗筋を書いていく。粗筋画商の息子である僕は、画家を目指しておりそんな中一人の少女と出会う。少女といくつかの事件に遭遇し、それを解決していく話。簡単に言うとこんな感じ...

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いまさら翼といわれても

『いまさら翼といわれても』米澤穂信☆5昔、中学か高校くらいの頃に同著者の『ボトルネック』を読んだことがあり、それはあぁなんか良かったなぁくらいだった気がする。本書は、非常に好きだった。類を見ない傑作、という訳では無いが「作品(音楽、映画、漫画、アニメ、小説...etc」というカテゴリーで考えるならば☆は間違いなく5であろう。小説だと高評価が出やすい傾向が映画より明らかにあるのだが、その理由は多分、基本的に小...

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羊と鋼の森

書評、と言ってもこれに関しては自分の感想を忘れない為に書いておくってだけなのでとりあえず本作を読むことをお勧めする。『羊と鋼の森』宮下奈都☆4.5。3時間ノンストップで小説を読み切ったのなんていつぶりだろうか。芸術、認識、必然、人間。そういった話。人生を画角と喩えるならば、画角に収まる一番相応しい形を芸術としよう、と。一番良い点を挙げろと言われれば、言葉に一切の無駄が無かったところだと思う。以下ネタバ...

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